「現代都市論A・B」 森川 嘉一郎 准教授
海外から日本に対して向けられる関心の中で、国内の人々に意識されている以上に大きいのが、日本の都市や現代建築に対するそれです。海外の諸都市との比較に立脚して日本の都市の特徴を把握し、その成り立ちや現状を歴史的に説明する教養を持ち、さらに自らの眼で街を読み取る力を養うことは、日本についてプレゼンテーションをするさまざまな局面で重要な素養となります。本講義では現代のデザインの諸相や、西洋の建築・都市史を概説し、今の日本の街並みを構成する建築物や広告物等のスタイルとの関係性を、多角的に見てゆきます。建築やデザインの様式史から日本の都市を見た「現代都市論A」に対し、後期に行う「現代都市論B」では、都市を舞台とする人々のライフスタイルやストリートカルチャー、さらにはメディアに描かれたイメージとの相互作用において都市風景をとらえてゆきます。最初に事例研究として海外からの観光客も多い秋葉原を取り上げた後、日本の表象、ジェンダーの構造、そして家族像の変化といった、戦後日本の文化構造に関わる諸問題が、いかに日本の都市、とりわけ東京において表出されているのかを例示してゆきます。
海外對日本的關心,通常比日本國内人對自己的關心,意識要大很大。日本都市與現代建築就是其中一例。本科透過比較海外都市,然後由此立腳把握日本都市的特徵,並以歷史角度,説明其委,培養同學透過自己的眼睛解讀都市的能力,這也是訓練同學如何自我表達日本人的素養。
本講義從現代的設計諸相、西洋建築、都市史出發,多角度分析構成日本街道的建築物、廣告設計的關係。上學期特別從建築與設計樣式的發展歷史,分析都市;下學期從以都市作爲舞臺的各種人們的生活體驗、街道文化、媒體重的意象等跟出發,看看它們跟都市的相互關係,由此觀察何謂都市風景。最初事例從秋葉原開始,然後是各種日本的表象,性別的構造,家族形象的變化,到日本戰後文化結構的各種問題,分析日本的都市,特別是東京,如何被表徵出來。
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