支倉凍砂提供了大概30本的BookList(笑):
http://ameblo.jp/hasekura2/entry-10015915616.html
『金と香辛料』(ジャン・ファヴィエ/春秋社)
↑『狼と香辛料』を書こうと思ったきっかけの本。中世の商人の活動のほとんどの分野が書かれてます。そのかわり、時代や地域は結構ばらばら。
『北の十字軍』(山内進・講談社メチエ)
↑『金と香辛料』を手に取るきっかけとなった本。北方への十字軍についての本。面白いですよ。
『ドイツ中世後期の世界』(阿部謹也/未来社)
↑ドイツ騎士団の話とか載ってます。阿部謹也先生の本はこの分野でダントツに読みやすいです。全集が最近出ていますのでそちらを見るのが良いかもしれません。
『中世の星の下で』(阿部謹也)
↑中世の雰囲気がすごいわかる本。夫婦で蚤を潰しあってる描写とか!もう!『中世ヨーロッパ生活史』(白水社)
『ドイツ傭兵の文化史』(新評論)
↑これもネタにして本書きたいです。
『天使のような修道士』(新評論)
↑三回読みました。16世紀ルネッサンス前については、修道院に残された資料から当時の社会状況なんかを論じている論文が多いのですが(その辺の資料を読んでいるとわかります。サン・ドニ修道院とかよく見ます)、その際の注意点とかを改めて挙げていて、この本だけでももちろん内容がぎっしりなのですが、他の本を読むときにも役立ちます。
『中世都市と暴力』(白水社)
↑すごい時代だったんだなあというのが実感できます。
『神に問う』(嵯峨野書院)
『中世の迷信』(白水社)
『中世ヨーロッパに見る異文化接触』(渓水社)
『中世の人間』(法政大学出版会)
『中世ハンザ都市の研究』(勁草書房)
『詩人としてのイエス』 『神に問う』 『魔女狩りと悪魔学』(人文書院)
↑魔女狩りについての思い込みというものが結構崩れると思います。
『ヨーロッパの黒死病』(国文社)
↑ペストってすごいなあと。作中ではちょっと出せません。
『中世の裏社会』(人文書院)
『中世都市の女達』(講談社)
↑女性は抑圧されていた!!とか良くありますけど、これを読むとそんな気もしないような。むしろ立場的には結構強そうです。たくましい人はいつの時代もたくましいということでしょう。
『中世後期のドイツ文化』(三修社)
↑テーブルマナーとか確かのってました。食べ物とかの記述も多かった気がします。ビールの醸造の仕方が載ってたんだっけなあ、とうろ覚え。衣食住の調べものには良いかもしれません。
『ハンザの経済史的研究』(高村象平/筑摩書房)
『キリスト教の歴史』(講談社学術文庫)
↑キリスト教の歴史ものとしてはかなり名著だと思います。
なんにせよ、新刊や雑誌(『電撃hp』は書籍扱いだが)を発売日より前に手に入れられるのは数少ない役得だ。本日、株で六十万の損を出して満身創痍となった身には、こんなことでも嬉しいものである。
1 comment:
我覺得如果只是日本國内的西歐中世的學術水平與翻譯就大概夠一個10來歲的人寫小説的Neta嗎<--我覺得讓一個10來歲的人看到嚴肅的中世紀的歷史,大概會使一個大好青年幻想破滅,反而寫不到小說呢。
所以讀社會學的人,難以寫小說呢,太容易流於批判。不過,倒可以在小說中看到社會學。呵呵。
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